私の名前は、伊集院 光岳(いじゅういん てかりだけ)といいます。私は登山が趣味でした。ところが登山の途中で出会った雷鳥にすっかり魅せられ、以来、雷鳥の写真を撮りにいくようになってしまいました。登山よりも雷鳥に夢中になってしまったのです。当初の予定では、一年を通じた雷鳥の姿を撮ったら終わるつもりでいましたが、なかなか良い写真が撮れず「今度こそは」「今回も駄目だった。次だ」を繰りかえしていました。そして結構な歳月が経った今も、「今度こそ」の思いが消えることはありません。
 私の写真と文章から少しでも何かを感じていただき、日常を離れ、雷鳥の世界に、山の世界に心を遊ばすことができたなら、これほど嬉しいことはありません。
11月下旬の室堂平と大日連山

 
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